O.Yの読書感想文

月平均4冊しか読まないにわかですが、自分なりに読んだ本の感想まとめています。ネタバレは基本しません。

「わたしの美しい庭」を読んで

わたしの美しい庭

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作者 凪良ゆう

出版社 ポプラ文庫

あらすじ

小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。
百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。
三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。
地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。
悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――

 

⚠️注意⚠️

・あくまで個人の感想です

・ネタバレをできるだけ最低限に押さえる努力はしていますしこの先を読んだあとでも面白く読めるようにしているつもりですが一切ネタバレされたくない人は読まないことを推奨します

 

感想

流浪の月が好きすぎて

凪良ゆうさんの本を少しずつ手を

出しているのですが

この本を読んで僕はこの人の作品が

好きなんだなということがわかりました

 

離婚した妻の娘のを

百里を引き取った統理と

マンションに住む路有

とそのマンションの屋上の神社

によって引き寄せられた

キャラたちが織りなす

他の人に期待されたり

勝手な印象をつけて常識を

語ってくる中どうやって

折り合いをつけて

生きていこうって物語

 

流浪の月の時から

思っていましたが

とにかくこの物語には

フィクション的な奇跡が

起きません

 

突然運命の人が現れたり

死んだ人の手紙が見つかったり

魔法が使えることもありません

それなのにあらすじにある通り

登場人物はフィクション的な状況に

出くわします

 

そんな中登場人物たちは

悩み、もがき、相談しながら

何とか折り合いをつけて

なるべく生きやすい明日を

目指します

 

これが良いことなのか

甘えていることなのか

正直僕には正解はわかりません

それでも今の僕には

彼らが行う生き方も

ひとつの正解に思えます

 

悪口も言わず、文句も言わず

今与えられた環境を変えずに

どれだけ幸せに生きるか

この考え方は今の僕には

とても美しく感じます

 

きっとこういう物語は

好き嫌いが分かれるでしょう

それでも僕はあなたにこの作品を

一度読んでみてほしいです