O.Yの読書感想文

月平均4冊しか読まないにわかですが、自分なりに読んだ本の感想まとめています。ネタバレは基本しません。

「滅びの前のシャングリラ」を読んで

滅びの前のシャングリラf:id:OY002:20220601115459j:image

作者 凪良ゆう

出版社 中央公論新社

あらすじ

明日死ねたら楽なのにとずっと夢見ていた。
なのに最期の最期になって、もう少し生きてみてもよかったと思っている」

一ヶ月後、小惑星が地球に衝突する。滅亡を前に荒廃していく世界の中で「人生をうまく生きられなかった」四人が、最期の時までをどう過ごすのか――。
圧巻のラストに息を呑む。2020年本屋大賞作家が贈る心震わす傑作。

 

⚠️注意⚠️

・あくまで個人の感想です

・ネタバレをできるだけ最低限に押さえる努力はしていますしこの先を読んだあとでも面白く読めるようにしているつもりですが一切ネタバレされたくない人は読まないことを推奨します

 

感想

一か月後に死ぬとわかった世紀末な世界で

自分たちがやり直したい後悔と向き合っていく作品

 

また凪良ゆうさんの作品ですが

やはり僕はこの作者が好きなんだなと

思えた作品でした

 

世界が終わるという設定ではありますが

一か月後に隕石が落ちてくるとわかってから

その世界は秩序のない世紀末な世界になります

物を盗んだり、家が燃やされたり

窃盗のために殺人まで起きます

 

世界が終わる時に生きたいと思う

心には綺麗なものの方が少ないという

のがものという部分も出していて

とっても面白かったです

 

他の凪良ゆうさん作品に共通して

いえることですが

物凄くキャラを書くのが上手いですし

そのキャラを好きになれるし

さらに文章を書くのが上手いので

一瞬で読み終わりました

 

個人的にこの作品を読んで

なんで人を殺してはいけないのか

という意味に一つ気づいたと思います

 

今は法が機能しているから

捕まりたくないという理由から

殺人はしないという人もいると

思いますが

 

法が機能しなくなった世界では

本当に殺人ができるのでしょうか

 

個人的に終わる世界で生きる意味を見つけるテーマの裏にこんなテーマもあるんじゃないかななんて思いました

 

ということでとても面白かったです

ひたすらこの4人の旅路を観ていたです