O.Yの読書感想文

月平均4冊しか読まないにわかですが、自分なりに読んだ本の感想まとめています。

2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「すべてがFになる」を読んで

すべてがFになる 作者 森博嗣 出版社 講談社文庫 あらすじ 密室から飛び出した死体。究極の謎解きミステリィ。コンピュータに残されたメッセージに挑む犀川助教授とお嬢様学生・萌絵。 孤島のハイテク研究所で、少女時代から完全に隔離された生活を送る天才…

「屍人荘の殺人」を読んで

屍人荘の殺人 作者 今村昌弘 出版社 創刊推理文庫 あらすじ 神紅大学ミステリ愛好会の葉村譲と会長の明智恭介は、曰くつきの映画研究部の夏合宿に加わるため、同じ大学の探偵少女、剣崎比留子と共にペンション紫湛荘を訪ねた。合宿一日目の夜、映研のメンバ…

「本と鍵の季節」を読んで

本と鍵の季節 作者 米沢穂信 出版社 集英社文庫 あらすじ 堀川次郎は高校二年の図書委員。利用者のほとんどいない放課後の図書室で、同じく図書委員の松倉詩門(しもん)と当番を務めている。背が高く顔もいい松倉は目立つ存在で、快活でよく笑う一方、ほどよ…

「invert(インヴァート)城塚翡翠倒述集」を読んで

invert(インヴァート)城塚翡翠倒述集 作者 相沢沙呼 出版社 講談社 あらすじ すべてが、反転。 あなたは探偵の推理を推理することができますか? 綿密な犯罪計画により実行された殺人事件。アリバイは鉄壁、計画は完璧、事件は事故として処理される……はず…