O.Yの読書感想文

月平均4冊しか読まないにわかですが、自分なりに読んだ本の感想まとめています。

「人形館の殺人」を読んで

人形館の殺人

f:id:OY002:20211229014225j:image

作者 綾辻行人

出版社 講談社文庫

あらすじ

「私」、飛龍想一は、育ての母である叔母とともに実父・飛龍高洋が残した「緑影荘」に引っ越すために京都を訪れる。その屋敷は本邸の日本家屋には部品の一つが欠落したマネキンが随所に配置され、また離れの洋館はアパートとして貸し出されていたが改築時に中村青司が携わったという噂があった。

しかし、近所では通り魔殺人事件が発生、さらに私のもとにも奇怪な手紙が届き、そのころから次々と奇妙な出来事が起こり始める。

私の命を狙う人物とは誰なのか? 恐怖に駆られた私は、大学時代の友人・島田潔に助けを求める。
 

⚠️注意⚠️

・あくまで個人の感想です

・ネタバレをできるだけ最低限に押さえる努力はしていますしこの先を読んだあとでも面白く読めるようにしているつもりですが一切ネタバレされたくない人は読まないことを推奨します

 

感想

綾辻行人館シリーズの4作品目の

本作は館シリーズのなかでも異色作

と言われていてどんな感じに

異色なんだろうと思いながら

読みましたが確かに異色でしたが

しっかりと館殺人の特有の雰囲気をだしながら

決定的に何かが違うような感じもする

独特な雰囲気のなかで進んでいき

最後のどんでん返しによって

全てが変わるといった感じで

面白かったです

 

最初のほうから犯人は

なんとなくわかっていて

ある手法が使われているんだろう

なと思いながら読んでいて

結果としてあってはいたんですが

それ以外の大抵のことは推理できなくて

その部分にひっくり返る要素が

あったので個人的にはやられたって感じです

 

言いたいことはめちゃくちゃ

あるんですが何をいっても

ネタバレになるので

あんまりうまく語れないので

迷路館の殺人まで読んだうえで

読んでみてください

 

やっぱり館殺人が僕は好きだなって

思いました

次は時計館の殺人を読もうと

思ったんですが上下巻らしいので

いっかい読みたい本を読んだうえで

読んで観ようと思います