その白さえ嘘だとしても
作者 河野裕
出版社 新潮文庫nex
あらすじ
あの頃の僕らは、誰かのヒーローになりたかった。クリスマスを目前に控えた階段島を事件が襲う。インターネット通販が使えない――。物資を外部に依存する島のライフラインは、ある日突然、寸断された。犯人とされるハッカーを追う真辺由宇。後輩女子のためにヴァイオリンの弦を探す佐々岡。島の七不思議に巻き込まれる水谷。そしてイヴ、各々の物語が交差するとき、七草は階段島最大の謎と対峙する。心を穿つ青春ミステリ、第2弾。
⚠️注意⚠️
・あくまで個人の感想です
・ネタバレをできるだけ最低限に押さえる努力はしていますしこの先を読んだあとでも面白く読めるようにしているつもりですが一切ネタバレされたくない人は読まないことを推奨します
感想
いなくなれ群青の続編
島のルールがわかり
インターネット通販が使えなくなった
階段島でクリスマスの七不思議
大量のクリスマスカード
ヴァイオリンのE線を探す物語の
3つがつながっていく物語
相変わらずの主人公七草と
ヒロイン真鍋のほかにも
委員長の水谷や
クラスメイトの笹岡など
周りのキャラのいろんな
一面が見えてきて
前回よりも島の住民に
ピックアップされた作品だったと思います
前作よりはミステリー感が強く
この人の正体はこの人みたいな
ことを考える場面が多く
前作よりも青春ミステリー
していたと思います
キャラの本心が少しずつ分かっていき
魔女の正体もわかってきて
こっからどうなっていくのか
楽しみに読んでいきたいと思います